石原さとみ主演の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』以上の衝撃である。
ストーリーは、大手出版社「クスノキ出版」が有するコタツ記事制作の弱小ニュースサイト「カンフルNEWS」に経理部から瀬古凛々子が異動してくるところから始まる。
間違いなくどこかのニュースサイトへの徹底取材を基にこのドラマは作られているが、実際の現場で奮闘するT編集者の目から見たらこのように映ったというわけだ。
凛々子が「最後に性的関係を持ったのはいつか?」と聞くことにより、他のコタツ記事サイトから「女性記者がゲス質問」といった記事を作られてしまう。
その後、「週刊文春」をイメージしているであろう「週刊東西」が「円満離婚は嘘か?前橋恵一がグラドルと過ごした裏切りの夜」という記事を出し、「さすが東西!」といった展開となる。
さらには、不倫俳優・前橋恵一の妻の元女優をも直撃し、最後はグラドルとその元女優が編集部に来て真相を明かす、という展開になる。
理由は、多くの芸能スクープについては、週刊誌の編集部が見つけてくるもので、それをネットに転載するからである。
そしてそうしたスクープ術を知っている記者・編集者がネット独自記事でスクープを先出しし、その後紙メディアで詳細を掲載するものである。
そしてコタツ記事を量産する力はあるわけで、しかも入社倍率がとんでもなく高い大手出版社の社員が編集者を務めているというのに、50万PVとはヒド過ぎる。
もともとは漫画誌の編集をやりたかったのに、ネットニュースをやらされて仕事に意義を見出せない石井杏奈が良い味を出している、と日刊サイゾーが報じた。
黒木華 主演ゴシップ2話はありえないことばかり？
ソース：日刊サイゾー