主演の菅田将暉を始めとした俳優陣の名演が続くフジテレビ系月曜ドラマ『ミステリと言う勿れ』。
3月14日に放送された第10話は「ファイナルエピソード」と銘打たれただけあって名シーンの連続だった。
整はライカと一緒に初詣に行く約束をする。
元日の夜、お参りをしておみくじや屋台を楽しんだふたりは、帰り道にまだ明かりのついていた焼肉屋へ入ったのだが、店員の邦夫と沙也加の様子がどこかおかしい。
「切なくてすごくよかった」「門脇麦さんのライカのセリフと演技に悲しくて泣いた」と視聴者のから絶賛の声が上がったのも納得だ。
原作ではまだ描かれていないライカとの別れは、場合によってはブーイングが起きる可能性もあったが、ライカが最期に過ごした鮮やかなきらめきの瞬間を見事にかたちにした門脇麦の演技は、そうした批判も起こらないほど見事なものだった。
下手すれば説教くさくなってしまう原作通りのセリフ。
だが、ネット上で「実写化したら陳腐な表現になってしまいそうで嫌だなと怖がってたけれど、鈴木さんの演技、素晴らしく表現されていてとてもうれしかった」という声が上がっていたように、役者・鈴木浩介が涙なしには見られない名シーンへと昇華させていた。
実写化はどうしても原作と比較されてしまうが、ときに原作の素晴らしさを上回る感動を生むのは実写化の醍醐味だ。
それを実現した門脇麦と鈴木浩介に大きな拍手を送りたい、と日刊サイゾーが報じた。
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