4月期の連続ドラマ「未来への10カウント」で、かつての“視聴率キング”の名をどうにか保った木村拓哉。
スタートからほどなくして、自身の主演作史上初めて1ケタ視聴率を叩き出したが、すぐに盛り返して有終の美を飾ったのだ。
木村といえば、かつては作中で演じた職業の志願者が急増する社会現象を起こした。
「ロングバケーション」でピアニスト、「ラブジェネレーション」で広告代理店勤務の会社員、「ビューティフルライフ」で美容師、「HERO」で検事、「GOODLUCK!!」で副操縦士、「プライド」で実業団のアイスホッケー選手などだ。
型破りな検事・久利生公平がABATHINGAPEのダウンジャケットを着ると、プレミアが付く超人気アイテムに。
木村の常連店の商品が人気ドラマに登場したこともある。
店長のヴィンテージの趣味が、90年代アメカジ好きの木村とピタリと合った。
アメカジ好きが高じて、95年に特番「挑戦!木村拓哉22歳カウボーイ体験記」の撮影のために渡米。
ネイティブアメリカンのカルチャーにふれ、部族の儀式に参加した写真を、木村はうれしそうに店長に見せている。
古着に詳しいのは、草なぎ剛だけではなかったようだ、とアサジョが報じた。