低迷する巨人が今オフ、MLBのパイレーツから事実上の戦力外となった筒香嘉智の獲得に乗り出す可能性が出てきた。
在京スポーツ紙遊軍記者が内情を明かす。
渡米前はDeNAの主軸打者だったこともあり、日本球界復帰となれば、古巣も手を挙げるのでは、との見方もある。
だが、今季は50試合に出場して打率1割7分1厘、2本塁打、19打点と振るわない筒香を獲得するために、積極的に動く可能性は低いという。
DeNA在籍時代の16年に44本塁打を放ち本塁打王に、また110打点で打点王に輝いた人物とは思えない筒香に、高額な年俸は用意しないだろう。
原辰徳監督は若手を育成し、現有勢力を底上げしてのチーム再建を目指しており、それは山口寿一オーナーも了承しているとされる。
もし47年ぶりの最下位でシーズンを終えれば、他球団から「巨人の欲しい欲しい病」と揶揄されようと、大補強に舵を切らなくてはいけない。
筒香がマイナー契約を結び、メジャー復帰を目指す可能性もある。
だが、メジャーで182試合に出場し打率1割9分7厘、18本塁打、75打点の成績しか残していないだけに、再びメジャーに這い上がるのは難しい。
巨人の一員に加わる可能性は十分だ、とアサ芸プラスが報じた。