2012年8月26日、日本テレビ系で放送された「24時間テレビ35愛は地球を救う」。
そのメイン会場となった日本武道館には、アメリカの国旗を彩った衣装に身をまとい、両手を大きく広げながら、往年の大ヒット曲「YOUNGMAN」を力強く歌う西城秀樹の姿があった。
西城は48歳だった03年6月、韓国での公演中に不調を訴え、緊急入院。
脳梗塞と診断され、7月2日に退院後、自宅で療養しながらリハビリを続けていた。
しかし、リハビリによる回復が見られた2011年12月、2度目の脳梗塞が襲い掛かる。
しかも今度は前回よりひどく、右半身麻痺の後遺症に悩まされることになった。
財団法人「日本言語聴覚士協会」が主催する「脳梗塞からの復帰とリハビリについて」というイベントだった。
しかし、この取材から4年後、完全復活の願いはかなわず、2018年5月16日、西城は向こうの世界へと旅立った。
5月26日、東京・青山葬儀所で執り行われた葬儀・告別式に集まった参列者は1万人。
涙の大合唱で送られる彼の姿に、改めて昭和の大スターの風格を感じたものである、とアサ芸プラスが報じた。
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