12月13日、有明アリーナで行われたボクシング世界バンタム級王座統一戦。
WBA・WBC・IBF統一王者の井上尚弥が、WBO王者のポール・バトラーを11回1分9秒KOで沈め、アジア人初の4団体制覇を達成した。
対するバトラーはガードを固めて逃げに徹していたとし、「何しに来たんだ」というヤジが客席から聞こえたという。
だがこれに対し、魔娑斗は次のような持論を展開した。
もし「逃げすぎだ、もっと前に出ろ」との指摘があったなら、バトラーは「じゃあ、お前やってみろ。手が出せないの、分かるよ」と言い返してくるだろう、と。
それだけ井上の技術と圧力が圧倒的だったと言いたいのだ。
引退した選手をも、かように刺激する一戦だったのである、とアサ芸プラスが報じた。
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