“狂犬”との異名を持つお笑いタレント・極楽とんぼの加藤浩次だが、その歯に衣着せぬ発言が17年に及ぶ長寿番組に終焉をもたらした可能性があるという。
2006年春に放送を開始し、すでに23年3月末をもって幕を下ろすことが発表されている日本テレビ系情報番組「スッキリ」。
加藤は総合司会として日テレの“朝の顔”となり、相方・山本圭壱の不祥事など、様々な試練を乗り越えてきた。
日刊ゲンダイDIGITALは12月21日、「加藤浩次の『スッキリ』降板突如発表とジャニーズ批判に因果関係?物議を醸した“問題発言”」との記事を配信し、“忖度ナシ”な加藤の言葉が突然の番組終了につながった可能性を示唆。
その日、「スッキリ」では来年5月に脱退する平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太らがかねてより海外での活動を強く希望してきたと紹介した。
これがグループ内に溝をもたらし、3人は脱退だけでなく、ジャニーズ事務所からの退所も余儀なくされることになったが、加藤は「海外を目指す権利っていうのは全員にある」「退所することによって仕事が制限されてしまうって、いつまでそんなことやってるの、この芸能界って、僕は思います」などと語った。
これに関し、同メディアは「ジャニーズ事務所批判とも取れる発言」とし、日本テレビ内でもそれを問題視する向きがあったと指摘。
闇営業騒動では、吉本興業幹部にも公然と噛み付いてみせた加藤だけに、もしも“敵”がいるとすれば、それは複数存在するのかもしれない、とアサジョが報じた。
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