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二宮和也 言い間違いから始まった不思議な縁?

“名優”二宮和也の姿がご無沙汰となっている。
一部報道によると、妻が妊娠した昨年は、タイトなスケジュールが続く主演ドラマのオファーを断っていたという。
夫婦の間には今年3月、第1子となる女児が誕生した。
近々で最後の主演作は、20年10月に公開された映画「浅田家!」。
写真家とその家族の心温まる実話を映画化し、二宮は写真家を演じた。
メガホンを取った中野量太監督は、「第40回日本アカデミー賞」で優秀作品賞や優秀主演男優賞など8部門を受賞した「湯を沸かすほどの熱い愛」の監督でもある。
同年の授賞式でプレゼンターを務めたのは、前年の最優秀主演男優賞受賞者の二宮。
緊迫した空気のなか、最優秀主演女優賞を読み上げたが、「『湯を沸かすほどの熱い夏』、宮沢りえさんです」と言い間違えたのだ。
およそ2年後、中野監督のもとに、実在する写真集を原案にして独自の視点で脚本を書いてほしいというオファーが舞い込んだ。
当時の二宮はといえば、主演ドラマの撮影、レギュラー番組の収録、活動休止が決まっていた嵐の最大級のドームツアーの真っ最中。
それを誤ったことを深く反省し、もし中野監督からオファーがあれば、どんな状況下でも受けると決めていた。
「浅田家!」は20年の初週興行収入ランキングで1位になり、二宮は「第44回日本アカデミー賞」で優秀主演男優賞、「第42回ヨコハマ映画祭」で主演男優賞を受賞。
中野監督は「第63回ブルーリボン賞」で監督賞を獲っている。
言い間違いから始まった不思議な縁。
義理人情の男・二宮にとっては生涯忘れられない作品となりそうだ、とアサジョが報じた。

二宮和也 – Wikipedia

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ソース:アサジョ

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