06年7月に放送されたドラマ「59番目のプロポーズ」で出会い、その後の猛プッシュにより藤原紀香を射止めることになったといえば、お笑いタレントの陣内智則である。
当時は「格差婚」と揶揄されながらも、若手芸人と有名女優との結婚が吉本興業所属の後輩芸人たちに「人気者になれば、俺も女優と結婚できるかもしれない」という希望を持たせたことは間違いないだろう。
ところが、十二単と衣冠束帯を纏った大仰な挙式からわずか2年足らずで、2人の結婚生活は破局を迎えることになる。
しかもその理由が、夫・陣内のたび重なる不貞だというのだから、世間がザワついたのも無理はなかった。
図らずもこの日は沖縄国際映画祭の初日で、吉本興業所属芸人が大挙して沖縄に集結。
一方の藤原は前日に、赤十字の広報特使としてケニアに出発しており、その段取りのよさには「完全に藤原の所属事務所主導で仕込まれた感じだね」というのが、芸能マスコミ関係者の一致した見方だった。
3月24日、東京・新宿の吉本興業東京本部で単独会見を開いた陣内は、100人の報道陣を前に黒のスーツ姿で登場。
身から出た錆としか言いようがないが、結婚式で引き出物として手渡されたエッセイ「紀香魂」には「強い意志はすべての道へ通ず」との言葉がある。
つまり、陣内が思い描く「女遊びは芸の肥やし」論など、彼女には通用するはずがなかったのだ、とアサ芸プラスが報じた。