この映画には原作があった。
91年に刊行された島田荘司氏の小説「毒を売る女」だ。
原作では、尾野がキャスティングされた若妻・大道寺靖子が、夫の梅毒感染を知って狂気の行動に走る。
深田が演じる主人公の“私”を妬み、一家を梅毒に感染させようと、親子が通うスイミングスクールのプール内に尿を垂らし、さらには彼女の夫をホテルへと誘い出して全裸で誘惑するのだ。
避妊具付きのセックスを言い寄る場面も見どころだった。
だがそんな期待も叶わず、制作は暗礁に乗り上げた。
そこには多少の無理もあったと、映画関係者が明かす。
次第に追い込まれていく深田の体調を考慮し、撮影延期が決まったのは、5月18日のことだった。
予定を空けていた人気俳優を巻き込み、大騒動へと発展したのだ、とアサ芸プラスが報じた。
深田恭子 尾野真千子との演技合戦が見どころだった？
ソース：アサ芸プラス