森田貢 68歳、急性骨髄性白血病で死去

東京へはもう何度も行きましたねと、カラオケで歌ったことのある中高年は少なくないだろう。

1974年のミリオンセラー「東京」。

この曲を歌った3人組フォークグループ「マイ・ペース」のリードボーカル森田貢さんが6月18日、急性骨髄性白血病で死去した。

秋田出身の森田さんは高校1年の時、中学時代の同級生と3人で「マイ・ペース」の前身グループを結成。

森田さんを取材したことのあるベテラン記者が回想する。

「東京」は大ヒットしたが、芸能界志向ではなかった3人はうまく業界の波に乗れず、数年で1人が脱退。

10年には「マイ・ペース」のオリジナルメンバーで活動を再開していた。

確かにそうだったのだろう。

メンバーのひとりが森田さんの最期を看取った、と報じられた。

訃報に接し、あの素朴な歌声をまた聴きたいと思った人は多いのではないか、とアサ芸プラスが報じた。