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オズワルド 今年のM-1は‥忌まわしきジンクス覆せるか

芸歴10年以内の若手芸人による『第42回ABCお笑いグランプリ』が7月12日に行われ、吉本興業東京所属のオズワルドが優勝を飾った。
「『ABCお笑いグランプリ』は、『キングオブコント』や『M-1グランプリ』の前哨戦的な位置づけの大会でもあります。オズワルドにとっては、M−1に向けての追い風となるでしょう」。
しかし、ここ数年のABCお笑いグランプリ優勝者は、キングオブコントやM-1であまり良い結果が出せていないという忌まわしきジンクスもある。
ABCお笑いグランプリ優勝者は、なぜキングオブコントやM-1で結果が出ないのだろうか。
「大阪では、ABCお笑いグランプリのほか、NHK上方漫才コンテスト、ytv漫才新人賞という賞レースがあります。ABCは全国の芸人が対象ですが、NHK上方漫才コンテストとytv漫才新人賞は大阪を拠点に活動しているグループが対象なんです。ABCももともと大阪の芸人のみが出場できる大会だったということもあって、どうしても“大阪のお笑い”こそが高く評価されやすいんですよね。しかも、漫才について、大阪の芸人は“技術重視”で、東京の芸人は“センス重視”の傾向が強いと言われています。M-1では技術もセンスも必要なので、大阪の賞レースの結果がそのまま反映されるわけではないということです」。
ABCお笑いグランプリは芸歴10年以内で、M-1は芸歴15年以内、キングオブコントは芸歴不問という出場資格の違いもあるので、当然ながら決勝進出メンバーが変わってくるという事情もある。
「ただ、ABCお笑いグランプリに関して言えば、出場資格が大阪の芸人のみだった2011年までと、全国の芸人になった2012年以降では、ちょっと傾向が変わりつつあります。優勝者こそ昨年までずっと大阪芸人ばかりでしたが、コウテイのような技術ではなく個性先行型が優勝するようになり、今回は東京芸人であるオズワルドが優勝した。大阪の“技術重視”の傾向も変わってきているのでしょう」。
今回のABCお笑いグランプリのファイナルラウンドは、オズワルド、蛙亭、カベポスターの3組で戦った。
「オズワルドはもちろんですが、カベポスターもM-1決勝進出の可能性が高まっていると言われています。カベポスターは大阪芸人の中ではどちらかというと“センス型”であり、彼らにしか作れないロジカルなネタが持ち味です。今回のABCで披露した漫才もかなり良かったですね。蛙亭については、まさに唯一無二なコントでキングオブコント決勝進出濃厚と見られています。いま、世間が求めているコンビでもありますし、良い結果となることを期待しますね」。
ABCお笑いグランプリ決勝出場者の動向も含め、お笑い賞レースから目が離せない、と日刊サイゾーが報じた。

オズワルド伊藤さん (@ozwalditou) / Twitter

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ソース:日刊サイゾー

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