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松村沙友理 才能と天真爛漫な笑顔の裏に見えるもの

松村沙友理は27thシングル『ごめんねFingerscrossed』での活動をもって乃木坂46から卒業した。
乃木坂46ではメンバーの登竜門のひとつとして選抜制のミュージカル「16人プリンシパル」の舞台公演が行われているが、そこで選ばれなかった松村が涙を浮かべながら「私は何もできないから、ここにはいない方がいい」と、生駒里奈と言い合う。

松村のこの言葉は、乃木坂46ひいてはアイドルが置かれている苛烈な状況に対する自然な感情の発露だったと言えるが、普段の天真爛漫さとはイメージの異なる一面が垣間見られた場面でもあった。
また、「賭ケグルイ」シリーズの夢見弖ユメミというハマり役を得たことを始め、2019年には映画『東京ワイン会ピープル』で主演を務めるなど、女優としても話題作に恵まれた。

さらにはアニメ好きとして知られる松村は、アニメ『クリオネの灯り』や、「からあげ姉妹」としてオープニング曲を担当した『ポケットモンスター』で声優に挑戦するなど、そのオールラウンダーな活躍ぶりで、乃木坂46の名前を幅広い年齢層に知らしめたといってもいい。

後輩から“憧れの先輩”として名前が挙がらなかった松村が悔しさのあまり自ら立ち上げた同軍団は、当初は佐々木琴子、寺田蘭世の3人だったが、その後に伊藤かりんが加入、中田花奈が“研究生”から昇格し5人体制に。

当初のまとまりのなさこそそれはそれで面白かったが、松村な奇想天外なプロディース力で、乃木坂46のセルフパロディ楽曲を始め、グループ初のTikTokアカウント開設、「#さゆりんご計画中」といったプロジェクトを実現してきた。
6月23日に開催された卒業コンサート『さ~ゆ~Ready?さゆりんご軍団ライブ/松村沙友理卒業コンサート』は、すでに卒業していた佐々木や伊藤、中田も参加し、松村らしい茶番も含めた他に類を見ない公演となっていた。

こうしたプロデュース力も、松村がアイドル時代に培ったもののひとつだろう。
卒業記念写真集『次、いつ会える?』では、「私はアイドルも芸能人も全然向いてない」と自分自身を振り返っていた松村だが、あの天真爛漫な笑顔は誰よりも“アイドル”を体現していたように思う、と日刊サイゾーが報じた。

松村沙友理 – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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