ONE PIECE FILM RED シリーズ最高興収を記録!!

今年の夏興行について、最速でお伝えしよう。

映画界は8月15日を挟んだお盆の時期が、夏興行のピークとなる。

お盆を過ぎたあたりから8月末までが、各作品の踏ん張りどころだ。

とりわけ新型コロナウイルスの感染者数が激増していった7月下旬あたりは、かなりの影響が出た。

「行動制限なし」だが、その広がり方が予測不能だった面もあり、ファミリー層ターゲットの作品中心に、映画館へ赴く人たちの足が幾分遠のいたのである。

その過程で、真打ちの作品が登場した。

この時点で、早くも「ONEPIECE」のシリーズ最高興収を記録したのである。

ファン期待の人物の登場、多彩な宣伝展開なども含めて、メガヒットへの道筋が、実に周到に組み立てられていた。

100億円は超えるだろうとみて、配給の東映の歴代作品では最高興収もほぼ確実、との推測に留める。

ちなみに作品別では「キングダム2遥かなる大地へ」、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」が次に続く。

これに、純然たる夏興行の作品ではないが、「トップガンマーヴェリック」が、依然として大健闘していることを付け加えれば、夏興行の概観がおのずと見えてくるだろう。

事前の予想のままに、コロナ禍以降では最高の夏である。

だが、不満もある。

いつもながらの傾向とはいえ、シリーズもの、続編が興収上位を独占する。

何本もある他の作品の不振ぶりが、それによって覆い隠されている気もしたのである、とアサ芸プラスが報じた。