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宮崎美子 「リコカツ」“薫”のセリフが胸にせまる

夫婦が長い年月をかけて積み上げていくものはなんだろうか?
信頼関係だったり、旅行や子どもの成長といった楽しい思い出も含めた共有の財産だったり、そういったものを積み上げて夫婦は夫婦になっていく。
北川景子が主演する『リコカツ』で、女優の宮崎美子が息子の結婚を機に長年連れ添った夫に離婚を申し出る妻の役を好演し、幅広い世代の視聴者の心を捉えていた。
宮崎は紘一の母・緒原薫として出演、元自衛官で“妻は夫に従うべし”という頑固な考えを持つ夫・正に、長年連れ添い支えてきた慎ましく貞淑な妻だ。
正は返す言葉もなく、黙って突きつけられた離婚届にサインをしていた。
薫が結婚生活で積み上げてきてしまったものを、切なく少し怖いくらいの迫力で表現した宮崎。
同居期間20年以上の夫婦の離婚、いわゆる熟年離婚は近年増加傾向にあるが、このコロナ禍でさらに加速、前倒しで離婚する夫婦も増えている。
実は宮崎自身も、離婚経験者。
前話ラストではついに咲と紘一、薫と正、さらに咲の両親も加えた3組全員が離婚届に判を押してしまった。
その完成されてしまった離婚届の行方が気になるところだが、それぞれがリコカツを通じて、“2人にとって本当に大切なもの”を見つめ直し、幸せな生き方を見つけられることを願いたい、と日刊サイゾーが報じた。

【公式】リコカツ-TBS金曜ドラマ- & リコハイさん (@rikokatsu_tbs) / Twitter

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ソース:日刊サイゾー

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