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M-1 スーパーマラドーナ劇場だけは外せない!?

いよいよ8月1日より『M-1グランプリ2021』の予選が開始される。
数々のドラマとスターを生み出してきたこの年末の風物詩は、イチお笑い賞レースという枠組みを遥かに超えた注目度で、日本中のお笑いファンを楽しませてくれる。
このタイミングで是非併せてご視聴頂きたいのが、お笑いコンビスーパーマラドーナが運営するYouTubeチャンネル「スーパーマラドーナ劇場」だ。
このちゃんねるは本家を除けば恐らく、“日本で唯一”の「M-1グランプリ専門チャンネル」と言っても過言ではない。
スーパーマラドーナは、M-1参加回数12回中9回準決勝進出、そのうち4回ファイナリストになっている超実力派漫才コンビ。
特にネタ作りを担当しているツッコミ・武智の、ストイックな努力量と漫才愛は芸人内で有名で、M-1を語る際必ずといっても良いほど名前が挙がる存在である。
そんなスーパーマラドーナの魅力は、その「台本力」である。
漫才への批評・アドバイスというと一般の方はM-1での審査員コメントをイメージされるだろうが、あれは短い時間制約の中ほとんど漫才を見ない人にも分かるようにコンパクト化されたコメントである。
この企画内で育成しているM-1戦士に送られるアドバイスは、まさにその部分の詰め合わせのようなもので、武智の膨大な漫才の蓄積データによって、各々のコンビの発想をどう漫才に落とし込むのかを詰めていく。
漫才好きにはたまらない内容である。
彼は「自分たちがおもしろいと思っている事」を、どう台本化すればこの双方に納得してもらえるかという視点で常にネタを見ている。
武智の視点を通すと、「漫才に向き合う」という姿勢と共に「漫才とはお客さんと作っていくもの」という考え方の一端を理解する事ができる。
そしてその結果、「おもしろいんだけど何か笑いづらい漫才」が「おもしろくて笑える漫才」に変わっていく。
まさに一般の方では目に触れる機会のない漫才作りの教科書を、M-1ファイナリストが公開しているようなものである。
ここまで真剣に「芸人が漫才に向き合う」部分を追っている武智の生き様そのもののような動画は、ここでしか見る事ができないだろう。
最後に、この企画では「1本の最高の漫才を作る」という彼らを通して、深い漫才の魅力に触れて頂く事ができる。
恐らく漫才とは一種芸術作品であると感じて頂けると共に、さらに漫才の事を好きになって頂けると思う。
是非、ご視聴頂きたい、と日刊サイゾーが報じた。

M-1グランプリ – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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