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佐久間宣行 “ぺこぱポジティブNEWS”に集結

6月2日と9日の2週にわたり、『ぺこぱポジティブNEWS』にぺこぱ、三四郎、元テレビ東京の佐久間宣行が集結。

ニッポン放送のブースでラジオ風のトークを繰り広げた。

つまり、今回は「オールナイトニッポン0」とのコラボ企画である。

さらに、全員が「ANN0」のパーソナリティだ。

実は、佐久間にとってこの日がテレ朝初出演だそう。

元・テレ東社員がフジテレビ系列のニッポン放送でレギュラーを持ち、その番組とのコラボ企画をテレ朝で放送しているという、なかなかな状況だ。

ラジオ風に番組を進行しながら、リスナーの質問に答える形で3組がテレビ・ラジオの現状や未来を語るという趣旨だ。

佐久間は「ラジオで人生が変わった」と即答した。

テレ東時代にANNのパーソナリティになったことでさまざまな仕事が舞い込み、会社が断らなければならないスケールの発注もきたため、テレ東とフリー契約を結ぶことになったそうだ。

佐久間は“試される側”に立ち、評価を得たことでテレ東退社に至った。

そんな彼が学生時代に聴いていたラジオは伊集院光、とんねるず、ウッチャンナンチャン、大槻ケンヂ、福山雅治らのANNだという。

ちょうど、ナイナイのANN放送中の裏で『ナインティナインのANN』の思い出を語る佐久間。

確かに、リスナーからすると「岡村、行けー!」の気持ちになるのはわかる。

当時は学生だった佐久間は、今や押しも押されぬテレビプロデューサーだ。

佐久間も“行った”のだ。

彼がナイナイと仕事をしたらどんな番組になるのか、興味がある。

テレビのほうがまだユルい。

プロデューサーの裁量で番組作りができるからである。

また、Netflixは配信先の国の文化によってタブーが異なるため、そこへ抵触する部分はカットしなければならない。

テレビとコンプラといえば、避けて通れないのはBPOの存在だ。

テレビ制作者とBPOの対立構造が取り沙汰されがちだが、佐久間の認識はちょっと違うらしい。

佐久間がBPOと共存する未来を語った後、多くの芸人が仮想敵とみなすBPOに救われた現状を語る小宮の“らしさ”に笑う。

率先して体を張りたがる松陰寺とのコントラストは鮮やか。

松陰寺の熱さは、平成以前のバラエティに向けた憧れを感じさせたりもする。

時代、そして“キャラ芸人”という出自が絡み合って生まれた苦悩とも言える。

今はYouTubeに慣れたせいもあるが、地上波で2時間尺の番組があると「長い」と思うこともある。

一時期の日本テレビは、関係ない番組を2本くっつけ「合体スペシャル」と称し、まとめて放送する手段をよく見せていたが、まさにアレである。

“世代視聴率を取るゲーム”が本道ではない時代は近いと思うのだ。

「マジ歌を毎週やらなきゃならなくなる」という佐久間の予測に、おおいに膝を打った。

今は同番組の看板企画「やりすぎ都市伝説」の特番のみ、定期的に放送中である。

例えば、かつての『27時間テレビ』だったり、『NHK紅白歌合戦』であったり、それらの“お祭り”をリアルタイムで追う楽しさは格別。

その類の楽しみは、SNSの普及でより加速した感がある。

「TVerやradikoの普及で変わったことは?」というテーマで、佐久間はこう発言している。

つまり、リアタイ組や録画視聴組が「面白い!」と感じ、SNSで反応すれば、その行為自体が作り手に貢献するという構図である。

これも、SNS普及で起きた変化だ。

そんなこんなで、ANNとのコラボ編は終了。

メディアの壁を越えた今回の形態から、何かしらの意欲を感じたのは事実だ。

話は飛んで、6月11日放送『ゴッドタン』で行われた企画は、「マジギライ1/5」三四郎・小宮編だった。

グラビアアイドルから「イジられた後の返しが近道してる」とダメ出しされた小宮は、髪を振り乱して激昂した。

聞き覚えのある主張だ。

確実に、『ぺこぱポジティブNEWS』の佐久間の発言の受け売りである。

SNSを見ると、小宮の「ニッポン放送→テレビ朝日→テレビ東京」という動線に気付いた視聴者は少なくなかった模様。

図らずも、SNSが3局のコラボに一役買っている。

その口コミは、多くの人の視聴欲を喚起したはずだ。

未見の方は『ゴッドタン』のほうもぜひ見てほしいって、この記事の情報は作り手に貢献できているだろうか?、と日刊サイゾーが報じた。

佐久間宣行 – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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