「天才バカボン」や「おそ松くん」などのヒット作で知られる漫画家の赤塚不二夫が、新宿区内の自宅で記者会見を開き、自らが食道ガンを患っていると告白。
1998年3月27日のことである。
前年12月12日、仕事中に自宅で吐血。
眞智子夫人の運転する車で緊急入院し、精密検査の結果、食道ガンであることが判明した。
入院から12日後の12月24日、「病院から逃げ出して」自宅で闘病生活を続けてきたという。
しかし、そんな記者会見から4年後の2002年4月1日、脳内出血を起こす。
妹と長女・りえ子さんに看取られながら旅立った。
眠るような、安らかな最期だったという。
4年前の会見の後、「改めてガン闘病についてお話を伺いたいのですが」という私の依頼に対し「なんだか取材が殺到しちゃってね。うちは今、ちょっとした『ガン景気』なんだよ。ごめんね」といって、笑顔を見せた巨匠。
会見場にほんのり漂う「梅シソ」の香りと、あの人懐っこい笑顔が、昨日のことのように思い出される、とアサ芸プラスが報じた。
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