岡田彰布脱落で急浮上した「もうひとりの元監督」

矢野阪神の前半戦終盤の大健闘に、岡田彰布元監督の再登板が有力視されていた次期監督問題が、混迷を極める可能性が出てきた。

在阪スポーツ紙ベテラン記者が言う。

事実、矢野監督就任時にも「岡田再登板説」が浮上したが、フロント内で一本化できず、立ち消えになっている。

そこで、次期監督候補のひとりとして名前が挙がりそうなのが、元監督の和田豊球団付テクニカルアドバイザーなのである。

14年にはクライマックスシリーズを制し、チームを日本シリーズ出場に導いた。

監督退任後もチームの若手育成に興味を示し、20年の春季キャンプには臨時コーチとして、2軍選手の指導にもあたった。

たとえ監督復帰はなくとも、ゼネラルマネジャー就任もウワサされている人物だ。

岡田氏にしてみれば、矢野阪神が大コケしたことで、満を持してチーム再建に乗り出す腹づもりだったはず。

そうなれば、岡田氏がケツをまくる可能性は大。

矢野阪神が健闘したらしたで、その余波は広がっていく、とアサ芸プラスが報じた。

岡田彰布 脱落で急浮上した「もうひとりの元監督」