タレントの伊集院光が8月13日放送のラジオ番組「SUBARUWonderfulJourney~土曜日のエウレカ~」にゲスト出演。
パーソナリティの麒麟・川島明と「裏回し」について語る場面があった。
メインの司会者ではないものの、ひな壇などで他の出演者を上手にサポートする役割である「裏回し」。
もともと業界用語だったが、最近は一般でも使わるようになった。
「裏回しという言葉ができちゃって、特に若手はすごい決意のもと、裏回ししてやるという気合でみんないく。そうすると『俺の裏回し凄いだろ。また使ってくれ』というのが前面に出てくる」と、最近の「裏回し」の強引ぶりに苦言を呈した伊集院。
しかし一方で、「だけど川島君のは違う。川島君がテレビでボソッと言うのは、意外にカメラで抜いてない。抜いてくれという意思がない。映ってなくて成立するならば、それが一番いいだろうみたいな」と川島の「裏回し」の手法を称賛した。
また伊集院は、自身が裏回しの役割を果たすことについて「タレントとしてそれでいいのかという。54歳まで生き延びたのはそれをやったからなのか、もしかしたら、ちゃんと前へ出てたら、もっと売れてたのかという悩みはある」と正直な心情を吐露。
それを受け川島は、約10年前、裏回しが自分の生き残る道だと思い頑張っていた頃に触れ、「収録終わりに土田さんが打ち上げで向いの席に座られて、『川島君ね、裏回しすごい頑張ってるでしょ。裏回しばかりしてると、表に出られなくなるから気をつけなよ』って」と振り返り、「初めて飲んだときにそれを言ってくれて『助かった』というか。俺その一言がなかったら、本当に便利屋で終わってたんだろうな」と明かした。
メンツを見ただけでも、裏回し役の難しさが分かる、とアサ芸プラスが報じた。
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