若手実力派俳優の「競演」と言うべきだろう。
竹内涼真と横浜流星が主演した「アキラとあきら」だ。
池井戸潤の同名小説を、「今夜、世界からこの恋が消えても」と「TANGタング」が公開中の三木孝浩監督が手掛けた。
横浜演じる彬は、海運業などの事業を多角的に展開する大企業の御曹司だ。
瑛は一本気で、理想主義者だ。
銀行マンとしての理想的な思い入れは、逆に足をすくわれかねないという姿勢だ。
強さの中には、内面的な優しさも透けて見える。
だが、彬の理想像は硬い甲羅を破るがごとく、表に出ようともがいている感じだ。
そこがいいのだ。
竹内涼真、横浜流星は、その狙いに存分に応えたと思う、とアサ芸プラスが報じた。
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