シンガーソングライターの松任谷由実が、9月25日放送の『関ジャム完全燃SHOW』のインタビューを受けた。
番組では「松任谷由実特集」と題し、松任谷がデビューした1972年から最近までの軌跡を名曲とともに振り返る企画を放送。
荒井由実としてデビューし『ルージュの伝言』や『卒業写真』など数々の名曲をリリースした後、音楽プロデューサー・松任谷正隆と結婚。
松任谷由実と名前を改め、『恋人がサンタクロース』『守ってあげたい』など誰もが知る楽曲を発表し、数々のドラマやCMに起用されている。
話題になったのは、ロックバンド『KingGnu』常田大希からの「荒井由実から松任谷由実になったことで、作品作りにおいて変化はありましたか」という質問。
松任谷は「自分で言うのもなんですけど、すごいブームだったんですよ。荒井由実が」とした上で、「結婚した途端、潮が引くように人気が落ち、動員も落ち。なんか逆に開き直って、模索しだしましたね」と告白。
地方のポスターには「元・荒井由実」という表記がされたり、観客席が埋まらなかったりなど、初めての苦境に立たされたという。
しかし一方で、「それがモチベーションにもなりました」とし、「音楽的な意味も含めて、荒井由実を絶対超えるんだっていう風に、心の底では思ってました」と悔しさをバネにしたとも。
松任谷は当時を振り返って「すごく充実した時間、楽しい時間です」と晴れやかな表情で話すのだった。
松任谷本人の半生を知った上で聴く名曲は、さらに味わい深いものになりそうだ、とまいじつが報じた。
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