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リコカツ 最終回に込められた”様々な夫婦のカタチ”

「夫婦の形は、夫婦の数だけある」。
6月18日に最終回を迎えた『リコカツ』を通じ、北川景子と永山瑛太らが令和の時代の夫婦の在り方を届けてくれた。
夫婦共働きが当たり前になった今、夫婦や家族の形に“こうあるべき”という決まりごとはなく、正解もない。
育った環境も価値観もまったく違う他人同士が、紙切れ一枚で簡単に夫婦になる。
だが、それは夫婦の始まりに過ぎず、2人だけの夫婦の形を一緒に探りながら、時にぶつかり合いながら作り上げ、夫婦になっていく。
運命的な出会いで恋に落ち、“交際0日婚”を果たした咲と紘一。
初めは自分の考えを相手に押し付けるばかりの2人だった。
結局、咲と紘一にとっての離婚活動=リコカツとは、離婚を通じぶつかり合いながら互いを知り、互いを想い合い、自分の気持ちに向き合った末に想いを相手に伝える、2人の関係の再構築に他ならなかった。
咲もパリ行きを諦めるところだったが、紘一に本当の気持ちを知りたいと言われようやく本音が出た。
本当の気持ちを隠して我慢していたら、いつか後悔する日が来たかもしれない。
壁に貼られた数々の付箋には「自分の気持ちは声に出して伝える」や「喧嘩した時は古い話を持ち込まない」ということから「洋服の畳み方に文句を言わない」「お互いのファッションに口を出さない」といった細かなことまで。
多様な生き方が選べるようになるなかで、それは多くの母親が抱えている葛藤かもしれない。
咲は完璧な母親なんていない、そのままでいい、とそんな母親を受け入れる。
変わりゆく時代に、変わりゆく夫婦と家族の形。
離婚は特別なものでなく、不幸でもなく新たな可能性へのスタートだ。
ただ変わらないのは、互いを思いやり、話し合い、受け入れ、認め合うこと、その積み重ねが人と人を結ぶ絆となっていくのだということ。
熟年離婚した咲と紘一それぞれの両親たちも、新しい関係をもう一度作り直すことを決めた。
視聴者の嫌われ役だった“筑前煮女”こと一ノ瀬も、性懲りもなく筑前煮を大量に作りすぎたと同僚たちに振る舞うシーンもあり、登場人物に込められた制作陣の愛が感じられた。
そんなたくさんのほっこりが詰まった、『リコカツ』らしい希望に満ちた大団円であった、と日刊サイゾーが報じた。

リコカツ – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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