20日放送の『サンデーモーニング』で、関口宏の東京オリンピック開催についての「態度のブレ」に異論が噴出した。
番組冒頭から、東京オリンピック開催について否定的と思える内容のVTRや、「無観客開催とするべきだ」という主張をコメンテーターが繰り返した『サンデーモーニング』。
その後、スポーツコーナーに入ると、一転して東京オリンピック野球日本代表決定や、スポーツクライミングなど、オリンピック関連のニュースを取り上げた。
そして、テニスの大坂なおみ選手の話題では、関口宏が「大坂なおみさん。ウィンブルドンには欠場。やっぱりまだ本調子じゃないんですね。でも、東京オリンピックには出場する意向だということで。東京オリンピックには間に合わせてほしい」と開催を前提としたような発言をした。
このあやふやな内容に、一部視聴者は「態度がブレている。オリンピック中止を訴えるなら、オリンピック関連のスポーツは取り上げるべきではない」「オリンピック開催に反対しておきながら、スポーツコーナーでは『オリンピックに期待』という。菅首相を批判できる立場にいるのか?」「オリンピック中止を望む気持ちは一緒。それなら、番組内ではスルーしようよ」と多くの視聴者から疑問の声が相次ぐ。
ただし、「中止を訴えながら放映権を確保しているのはTBSだけじゃない」「メディアは全てこういうやり方なので、関口宏だけが責められるのはおかしい」などと擁護の声もあった。
そんな様子を冷ややかに見ている国民は、多いのではないだろうか、とリアルライブが報じた。
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