テレビ朝日の名物社員・玉川徹氏が3月4日、コメンテーターを務める同局系の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』にリモート出演。
ロシアとウクライナの停戦協定について言及したが、ネット上で物議を醸している。
この日、番組ではロシアのプーチン大統領が、フランスのマクロン大統領との電話会談で「いかなる場合でも達成する。容赦なく妥協のない戦いを続けるつもりだ」などと述べたことを紹介した。
玉川氏はプーチン大統領の考えに「戦争が続いていくと民間人の死者が桁違いに増えていく戦争になる可能性が高いと思うんです」と指摘。
さらに、「戦力は圧倒的にロシアの方が上な訳です。だから、どこかでウクライナが引く以外には市民の死者が桁違いに増えていくのは止めなければいけないわけですね」「死者が増えないようにするのも指導者の大きな責任ですから。なので誇りを持って戦っていますが、どこかで引くことも考えないと。死者が増えていくことを積み重ねていいとは思いません」と持論を展開する。
さらに「軍の敗北と国民の敗北はイコールだと僕は思わないんです」とコメントし、ロシアの要求を「どこかで飲まざるを得ない」と結論付けた。
しかし、番組では玉川氏の発言に、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が反論。
玉川氏の「命を守る以上に大事なことは果たしてあるんだろうか」という発言に、一茂は「あるんじゃないですか。ウクライナ人の中に譲れないものが」「日本国民にはわからないようなソウルとか、思いがある」とコメントしていた。
独自の持論を展開するのは、個人の自由であるのは間違いない。
しかし、公の電波に乗せて言うことではないことくらい、分かりそうなものだが、とまいじつが報じた。
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