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田代まさし 人生の歯車を狂わせた「耳タコ」事件とは?

2000年9月24日、東急東横線の都立大学駅構内で女性の肌着を盗み撮りしたことが発覚し、10日後に会見を開いた田代の口から飛び出したのが、今も伝説となるこの発言だった。
田代には罰金5万円という略式命令が下り、芸能活動を一時休止。
しかし、志村けんらの働きかけにより、翌01年には「ダウンタウンDX」などに出演。
なんとか芸能界に復帰することになる。
ところが、この「耳タコ」事件は、単なる序章に過ぎなかった。
翌01年12月9日、田代は自宅近所にある男性宅の風呂を盗み見、軽犯罪法違反容疑の現行犯で逮捕。
さらに、自宅から「白い粉」が見つかり、再逮捕されることに。
私は田代の初公判を傍聴するため、東京・霞が関にある東京地裁にいた。
検察側の冒頭陳述によれば、田代はテレビ番組出演時、常にハイテンションを維持しなければ仕事がなくなると考え、薬物に手を染めるように。
うなだれる田代の前、証言台に立った実妹はこう語った。
「100%ダメだと思いますが、もう一度だけ芸能界に戻りたい。それが本当の気持ちです」。
だが、そんな言葉も空しく、田代はその後3回にわたり、薬物で逮捕され、近年では2020年3月、懲役2年6月の実刑判決を受けた。
そんな彼の人生の歯車を狂わせた第一歩が、「耳タコ」事件だったのである。
テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。
その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。
芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。
「東方神起の涙」「ユノの流儀」「幸せのきずな」ほか、著書多数、とアサ芸プラスが報じた。

田代まさし – Wikipedia

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ソース:アサ芸プラス

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