5月11日に亡くなったダチョウ倶楽部・上島竜兵さんの報道についてフジテレビが批判を受けているが、フジ系列のローカル局は、この騒動の“尻拭い”に追われているようだ。
フジは朝の情報番組『めざまし8』で、上島さんの都内自宅前から中継を行い、リポーターは発見された際の状況まで説明。
これを受け、厚生労働省は、テレビ報道について怒りにも似た注意喚起を促すという異例の発表をするに至った。
坂上忍の情報番組『バイキングMORE』が放送していた頃は、番組内容に関するクレームの電話に毎日のように対応していたローカル局もありました。
上島さんの自宅中継に関しても、地方の視聴者からの苦情の電話が各系列局で鳴り響き、対応に追われたようです。
系列局にとっても、『27時間テレビ』は全国放送で自社を売り込めるまたとないチャンスで、視聴率も比較的いい番組なので、フジに制作を要請する声を多く寄せていたんです。
それが、2019年から放送していないわけですから、フジが系列局を見放していると捉えられてもおかしくない状況。
現に、日本テレビは『24時間テレビ』を放送しているわけですし、新型コロナの影響で制作できないというのは理由になりません。
5月16日にはフジテレビ新社長に関する人事の報道がされたが、系列局が厳しい状況に置かれていることに変わりはないようだ。
ネット動画が主流となり、Tverの見逃し配信も普及しつつある中で、系列局という存在は本当に必要なのか?、と日刊サイゾーが報じた。
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