“西の女帝”上沼恵美子の露出が増えつつある。
7月21日と27日には、和田アキ子と本格初共演するNHK大阪放送局制作の特別番組『アッコと恵美子』が前後編で放送され、31日にはバラエティ番組『行列のできる相談所』にゲスト出演し、16年ぶりの日本テレビ出演を果たした。
泣いて喜ぶ渋谷とは対照的に、司会を務めたフットボールアワー・後藤輝基や、ひな壇に座っていた東野幸治は上岡にタジタジだった。
番組では、これまでの功績を振り返るとともに、今年3月に芸能界を引退しようと考えていたことを告白。
しかし、渋谷も愛聴するラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』に、自殺を思いとどまったリスナー2人から感謝の投書があったことで「もう少ししゃべっていこうかなと思って。家から近いし!」とギャグを交えながら活動継続を決めた理由を語った。
全国ネットのゴールデンタイムのバラエティ番組に上沼が出演することはとても稀だ。
現在レギュラー出演しているのはラジオの『こころ晴天』のほか、日本テレビ系列で主にネットしている読売テレビ・中京テレビ制作の『上沼・高田のクギズケ』の2本だけ。
一方で、昨年12月には公式YouTubeチャンネル『上沼恵美子ちゃんねる』を始動させ、トークや料理、歌を披露。
あの桑田佳祐もラジオ番組で、上沼のYouTubeをチェックしていることを明かし、「あの人は天才だね」と話していたというエピソードも話題となったばかりだが、今後テレビでの仕事が急増することはあるのだろうか。
今年2月に『徹子の部屋』に初出演した際には、徹底的に司会の黒柳徹子を立て、身の上話から一時は離婚を考えていた夫との夫婦関係についても赤裸々に相談。
その姿に、「何本も関西ローカルのレギュラー番組を抱えて“西の女帝”として君臨していた頃とは完全に路線変更した」との指摘も上がっている。
上沼恵美子のモノマネで知られるますみが所属する女性お笑いコンビ・天才ピアニストが今年5月の『第52回NHK上方漫才コンテスト』で優勝を果たし、ますみが上沼への感謝を述べていたり、バラエティでブレイク中の渋谷凪咲が上沼の大ファンを公言したりと、2回り以上も下の世代からの支持も増えている上沼。
70代を前に“再ブレイク”となる日も近い?、と日刊サイゾーが報じた。