かつては芸能界のご意見番として絶大な影響力を誇った和田アキ子だが、近年はその言葉が世間ずれしたものとして受け止められることも少なくない。
和田の冠番組『アッコにおまかせ!』では、そうした場面がたびたび出現している。
彼女の40代の両親がネット活動に反対し、SNSをよく知らなかったと話すと、和田は「スマホとかよくわからなかったの?SNSとかご両親が?ちょっと私はちょっとダメかも」と両親の情報の無さを批判的に捉える発言を行い、物議を醸した。
4月24日放送では、出産を発表した女優の石原さとみに対し、「結婚する前と結婚した時、何回も電話いただいたんですよね。『おめでとう』と言うてたんですけど、お子さん産まれて1回もないね」とコメント。
5月1日放送では、右耳の難聴と両耳の耳鳴りなどの体調不良で活動休止を発表した関ジャニ∞の大倉忠義に対し、自身も同様の症状があるとし、「音楽関係者に多いんですけど、まあストレスって言われると、この業界、ストレス持ってるよね?」「ただ休んだら治るのかな」と疑問を示した。
和田としては体調不良があっても、出来る限り仕事を続けるのがプロだろうと言いたいのかもしれないが、「ストレスはあって当たり前って、いつの時代の価値観?」といった反発を招いてしまった。
和田の発言が、活動休止発表直後にふさわしい発言であったかは疑問が残るところだ。
良くも悪くも和田の言葉は、現代に合わせた「価値観のアップデート」が出来ていないのは確かなだけに、今後も物議を醸す発言が飛び出しそうだ、とリアルライブが報じた。