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DREAMS COME TRUE オワコンでも利益は「アウトオブ眼中」!

ドリカムは17日にCDシングル「UPONTHEGREENHILLUPONTHEGREENHILLfromSonictheHedgehogGreenHillZone」をリリース。

公開中の映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』の日本版主題歌とそのドリカムバージョンを収録し、パッケージはソニックと楽曲の世界観が楽しめるボードゲームが付属した特殊仕様となっている。

推定売上枚数は1610枚とされた。

「ネット・ニュースで揶揄されてるドリカムのNEWCDシングルが一体どんなCDなのか?どんなパッケージなのか?見てみたくなったでしょ?企画制作した張本人/責任者のDREAMSCOMETRUEリーダー中村正人です」と切り出した。

中村は今作が「ボードゲーム紙240mm×350mm、アクリルキャラコマ×3種類、サイコロ×1個」が付属した特殊パッケージで、収録楽曲は配信済みを含んでおり、値段が税込3500円とアルバム並みであることなどを考慮し、売上目標は「3000枚前後」だったと説明した。

製造数自体も「3154セット」で、オリコンの推定売上枚数のとおりなら約半分が売れたことになる。

今回の特殊パッケージは、ボーカル・吉田美和の「この楽曲を配信だけじゃなくて形のあるもので残したい!」という思いから企画され、中村は「SEGA様の奇跡的協力を得ておおいに楽しいチャレンジであった」としており、利益は「アウトオブ眼中」とした。

2021年にシングル「次のせ~の!で-ONTHEGREENHILL-」をリリースした際には、中村がブログで「ドリカムのCDを取り巻く状況は厳しくCDショップから返品となる前に是非。なんせワースト記録更新なもので」などと、ファンに異例の“購入呼びかけ”をしたことも話題を呼んだ。

だが、近年の音楽界でCDは「ファンアイテム」のような存在になっており、爆発的に売れるのはアイドルグループやアイドル的な人気のあるアーティストくらい。

音楽だけ聴きたい人の多くは配信サービスを利用しているため、CDセールスで評価する時代ではなくなっている。

中村は日本テレビのインタビューでも「もうCDというものは、音楽というものを届けるメディアの“メインのもの”ではなくなったので、売り上げうんぬんというよりも、1枚でも2枚でも、手に取ってもらえれば」「音楽を届けるためのメディアとしてのCDじゃなくて、音楽を楽しむためのCD、CDジャケットっていう解釈。だからCDは楽しみのために出すみたいな感じかな」と今作のリリース意図を語っており、売上が目的でないことは明らかだろう。

また、先述の「購入呼びかけ」にしても今回の「オワコン報道」への反発にしても中村が率先して“汚れ役”を引き受け、天才・吉田美和のイメージが落ちないように配慮しているところに彼の「ドリカム愛」が感じられ、その心意気こそが「オワコン化」していないことの証明のようにも思える。

先述の購入呼びかけの際には「35年前、吉田美和、西川隆宏と出会い、アルバイトで稼いだお金全部注ぎ込んで事務所を作り、自主制作カセットテープを作り、ライヴの度に、のべつまくなしに、『アルバム買ってください!』と声の限り叫んでいた時となにも変わっていない」と綴っていた中村、と日刊サイゾーが報じた。

DREAMS COME TRUE – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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