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玉川徹 の「降板」めぐり賛否両論

同時間帯の視聴率トップを走っているテレビ朝日系の朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』においてコメンテーターで同局社員の玉川徹氏が「虚偽」の発言をしたとして謹慎処分を受けた騒動で、玉川氏の番組降板が取りざたされていることに波紋が広がっている。

玉川氏は9月28日の同番組で、安倍晋三元首相の国葬の進行や菅義偉前首相の弔辞について「当然これ、電通が入ってますからね」と断言。

大手広告代理店の電通による「演出」だと自信満々に主張したが、翌日の放送で「事実ではありませんでした」と全面謝罪した。

ちなみに、国葬の企画・演出業務は安倍氏の首相在任中に「桜を見る会」で会場設営を担当したイベント会社「ムラヤマ」が受注している。

また、玉川氏は世間で絶賛された菅前首相の弔辞には政治的意図が隠されているとして「僕は演出側の人間として、テレビのディレクターをやってきましたから、そういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように制作者としては考えます」と発言。

ディレクター時代に政治的意図を隠して番組を制作し、世論を誘導していたと思われかねない言葉だとして、こちらも非難の的になった。

14日付の「スポニチアネックス」は「コメンテーターの立場からは退き、企画コーナーなどで出演継続する方向で話し合っている」と伝えた。

さらに、15日付の「文春オンライン」はテレ朝の「放送番組審議会」の発言録を入手したとし、幻冬舎の見城徹社長、弁護士の田中早苗氏、脚本家の内館牧子氏らが委員として出席した審議会で「何を根拠にあれだけの問題を公器で言ったのだろうか」「コメンテーターという形では、もう画面には出ないほうがいい」などと厳しい声が相次いだと報じた。

さらに、テレビ報道を検証する一般社団法人が「放送倫理・番組向上機構」に責任追及を求める申し入れ書を提出すると報じられたり、現役の国会議員が国会で問題提起すると息巻いたりと騒動は拡大するばかり。

謹慎処分が明けた19日に番組に再出演する予定となっており、そこで発言の経緯や自身の進退について何を語るのか、大きな注目が集まりそうだ、と日刊サイゾーが報じた。

玉川徹 – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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