漫画家の小林よしのり氏が、新型コロナウイルスに感染したのではないかとネット上で話題になっている。
小林氏は以前から「自粛をやめて経済を回す」と発言しており、「死ぬのは基礎疾患のある高齢者だけで、インフルエンザと変わらない」と〝コロナはただの風邪〟説を唱えていた。
小林氏は4月6日、自身のブログで《東京に戻ってから体調が最悪で、立ちあがると足元がふらついて、まともに歩けない。壁に寄りかかって歩き、あちこちぶつかりながら、トイレに入ったら、パンツを脱ぐときに、転倒してしまった。起き上がることもできず、妻に抱えて起こされてしまった。まるで100歳の老人である》と体調不良を訴えていた。
さらに9日には、秘書がコロナ陽性だったことや、妻も体調を崩して倒れていたことを明かし、濃厚接触者の可能性が浮上。
小林氏は11日のブログで、《体調はまだ万全ではなくて、コロナにもならず、喘息にもならずという健康状態が続いたら、結局どこかにガタが来て、釣り合いを取るのかもしれんな。完全健康状態が永遠に続くのを願うのだが、そうはいかない。世界も一緒で、完全平和状態なんて続くわけがない。戦争も病気も避けられないものなんだ》とつづっており、新型コロナに罹ったかどうかは明かしていない。
もっとも、秘書が陽性になっていることなどを考えると、罹患した可能性もあるだろう。
メディアの新型コロナに対する報道に苦言を呈し続けてきた小林氏だが、自身が体調不良になって何を思っただろうか。
いずれにしても、重症化しなかったのは不幸中の幸いだったといえよう、とまいじつが報じた。
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