月曜夜7時から放送中の『アイ・アム・冒険少年』に不運が続いている。
メイン企画「脱出島」で、脱出のためのイカダを挑戦者だけではなくスタッフも制作していることや、出演者の1人、あばれる君がイカダで脱出する際には、スタッフが船で引っ張ったり、その船に乗ったりしていることがニュースサイト「文春オンライン」で明るみになったのだ。
これが「やらせ疑惑」と取り沙汰され、BPOの「放送倫理検証委員会」でも、番組について議論。
かろうじて審議入りは免れたが、「週刊誌報道をきっかけに、番組を見る人に、イカダはけん引されていることがあるということが分かってしまった。今後、自浄作用が働くのではないか」といった意見も出たという。
番組側は以前、「メイン企画『脱出島』は暖かくなった頃に皆さまにお届けしたいと思っています」と告知を打っていたが、4月一発目の4時間スペシャルでもオンエアされることはなかった。
同期芸人・かまいたちのバックアップを受けてプチブレイクし、同番組でも「セシタマン」という愛称で無謀なチャレンジに挑戦。
「死ぬこと以外NGなし」「ピンチはチャンス」を合言葉に活躍し、「無人島全力制覇セシタマン」という単独企画も始まっていただけに、番組はニュースターを失ってしまった。
先述した4時間スペシャルの視聴率は、世帯視聴率が5.1%、個人視聴率が3.0%と、全局最下位。
放送時間が一部かぶっていたテレビ東京系の『Youは何しに日本へ?』にも負けていた、とリアルライブが報じた。
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