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古市憲寿 旧統一教会問題への発言で猛批判!?

社会学者の古市憲寿氏が旧統一教会問題の報道について「ヒートアップしすぎてはいけない」などと発言した件について、多方面の著名人から批判が寄せられる事態になっている。

古市氏は今月8日、フジテレビ系情報番組『めざまし8』で旧統一教会問題に関する報道についてコメント。

「一部で報道がヒートアップして旧統一教会批判が起こっている。もちろん批判すべきことは批判すべきだし、犯罪行為糾弾は必要だが、あまりにヒートアップすると山上容疑者のもくろみ通りになってしまう」などと発言した。

山上容疑者が安倍晋三元首相を銃撃した背景には、母親が入信した旧統一教会への強い恨みがあるとされる。

続けて「ヒートアップしたほうがいいのよ。しないとダメよ。今回は騒ぐべき」とも話し、古市氏の主張する慎重論を完全否定した。

一方、爆笑問題の太田光は7日放送の『サンデー・ジャポン』で「テロによってわれわれが動き出したことを自覚しないと。こうすれば社会が動くって思う人が潜んでいる」と発言し、古市氏と同じく旧統一教会批判のヒートアップに「待った」をかけていた。

こうした発言に対し、報道番組などで連日にわたって旧統一教会を糾弾している紀藤正樹弁護士が反応。

自身のTwitterで古市氏と太田の発言を取り上げた記事を引用しながら「このお二人、第2の山上容疑者が出ること恐れ被害と巨悪に目をつぶるということでしょうか。ぜひ話を聞いてみたい」と疑問をぶつけた。

オウム真理教事件が発生した1995年に出版された紀藤弁護士の著書を引き合いに反論した。

同書の中で紀藤弁護士がオウム真理教への破防法適用について冷静な議論を求めていたとした上で、古市氏は「1995年、あのオウム真理教が社会を大きく動揺させていた時に、非常に勇気のいる、冷静な発言だったと思います。2022年の我々が宗教について語る時も、1995年の紀藤さんのような冷静さが必要なのではないかと感じます」と、若干の皮肉を込めたアンサーをしている。

ただ、今回の旧統一教会問題はまぎれもないテロ行為だったオウム事件と違って「破防法を適用すべき」との意見は皆無であるため、ネット上では「論点ずらしでは」「わら人形論法にしか見えない」といった指摘も寄せられているようだ。

実際、古市氏は一連の発言によって旧統一教会問題での「慎重派」の代表格となっており、もしかしたら彼の手のひらの上で皆が踊らされているのかもしれない。

ただ、炎上に慣れっこの古市氏でも複数の著名人からこれほど批判されたことはほとんどなく、今後も旧統一教会問題をめぐる彼の発言は物議を醸しそうだ、と日刊サイゾーが報じた。

古市憲寿 – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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