今年は映画賞が楽しみである。
ベテラン女優の活躍が顕著で、だから、特に女優賞がどうなるか気になる。
若手の活躍も目立つから、ベテラン、若手のつば競り合いに注目である。
ベテラン勢では、「PLAN75」の倍賞千恵子、「百花」の原田美枝子の名がすぐに浮かぶ。
加えて、公開されたばかりの「千夜、一夜」の田中裕子の名が挙がってくる。
「ノイズ」「冬薔薇」「犬も食わねどチャーリーは笑う」で、個性豊かに脇に君臨する余貴美子も入れたい。
そこから、男女の愛憎劇に進行するのである。
田中裕子は、そのような人の実存が、ギリギリせめぎ合う場所まで越境してみせた。
ラストが象徴的である。
映画に魂が宿るとは、このことであろう、とアサ芸プラスが報じた。
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