表情やしぐさ、さらに息づかいなど、記者会見にはその瞬間がリアルにテレビに映し出される。
そのため、その人物が胸の奥にしまい込んだ問題や苦悩が、ふと浮かび上がることも少なくない。
「レオン」の世界的ヒットなどで知られる映画監督リュック・ベンソン製作・脚本のフランス映画「WASABI」の製作発表記者会見に登壇した広末涼子の場合も、おそらくはそんな苦悩が爆発した、印象的なケースだったのではないだろうか。
当時、彼女は早大入学後の「不登校問題」バッシングに始まり、男性モデルとの熱愛、さらには俳優との「通い同棲」が報じられ、一時期の大人気が翳りを見せていた。
しかし、映画「鉄道員」での高倉健との共演を機に、女優として評価が高まる中、なんとジャン・レノ主演のベッソン映画に大抜擢されることになったのである。
対するスタッフ、出演者は文字通り世界レベルだ。
そんなプレッシャーとストレスが一気に爆発したのか、とにかくこの日の記者会見は、のっけから波乱に満ちていた。
予定されていたNTTドコモの新CM公開撮影を、前日になってドタキャンしたのだ。
それをキャンセルしたことで、様々な憶測を呼んだものだ。
映画はフランスでは01年10月に、日本では02年2月に公開されたが、はたしてあの涙の意味は何だったのか、とアサ芸プラスが報じた。
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