お笑いタレントの有吉弘行と結婚したフリーアナウンサーの夏目三久が今秋、芸能界引退することに伴って注目されていたTBS系のレギュラー番組『あさチャン!』について、10月から同局の安住紳一郎アナウンサーが新番組のメインキャスターを務めることが19日、正式発表される。
同局関係者は「新型コロナウイルス感染拡大もあり、外部からキャスターを呼べるほど制作費を使えなくなっている。ただ、朝の番組は他局も含めてかなり力を入れており、ウチだけ力を抜くわけにもいかない。メインは局アナ一択の状況下では安住さん以外に適任者はいなかった。説得もかなり難航したと聞いている」ようだ。
以前よりTBSは朝、昼、夕方の帯の情報、報道番組のメインをフリーランスもしくはタレントが務めており、辞めた若手アナウンサーが「出番がない」と憤っていたことは、業界では有名な話。
これも「他のテレビ局はいずれの時間帯も局アナが顔を張っている。予算削減と後ろ向きな理由とはいえ、ようやく局アナにチャンスが回って来るのですから、アナウンサー連中は喜んでいる」と話す。
安住アナウンサーは現在、毎週土曜日放送の『新・情報7DAYSニュースキャスター』にメインMCとして出演。
大物タレントのビートたけしを相手に丁々発止のやり取りを演じているが、安住の異動を機にたけしの「リストラ説」も同時に流れ始めているが。
人気アナの安住が朝の顔に据えられるのは喜ばしい事かもしれないが、同時にリストラも進み、番組に華やかさがなくなってしまうのは、なんとも寂しいところ、と日刊サイゾーが報じた。
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