二宮和也若き日の味わっていた「屈辱」

ジャニーズ事務所に所属するタレントの公式ファンクラブ「ジャニーズファミリークラブ」に入会しても、嵐のコンサートチケットは入手が困難だった。

旧国立でのライブを全公演満員にしていた嵐がいかにすごかったか、改めて偉大さを感じさせる。

今年は主演ドラマと主演映画、「24時間テレビ45」のメインパーソナリティなど大車輪の活躍である二宮和也も、ジャニーズJr.

モロに体感したのは、入所した翌97年に相葉雅紀、松本潤、生田斗真で主役を演じた初ミュージカル「StandbyMe」。

そろって中学生で若かったため、ジャニー喜多川社長の期待は非常に大きかった。

チケットは売れ残り、主役の4人は開場前に劇場を出て、チケットを道行く人にタダで配っていた。

数千円の鑑賞料金であるチケットを無料でばらまくのは屈辱だったが、空席を埋めようと必死だった。

承諾の返事をやんわり避けられ続け、同年9月に労いのハワイ旅行に同行させてもらった.

つもりだったが、まさかの嵐の結成記者会見だった。

だまされてスタートした二宮の嵐人生、とアサジョが報じた。

二宮和也 若き日の味わっていた「屈辱」