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長渕剛 「外国人に土地を売らないで」発言が物議

シンガーソングライターの長渕剛がライブで「外国人に土地を売らないで」などと訴えていることに対し、ネット上で賛否が起きている。

長渕は7日、自身のYouTubeチャンネルで香川・レクザムホールで行われたライブのリポート動画を公開。

曲に合わせて観客席で大量の日の丸の旗が振られるおなじみの光景などが繰り広げられる中、長渕は「こんなに素敵な香川、まだまだ緑も多いです。空気も綺麗です、太陽も綺麗です。だから、みんなの心も綺麗です!」とファンに語りかけた。

そこまでは一般的なMCの範疇だったが、続けて長渕は「今日はたくさんの国旗が左右に揺れた。本当に綺麗です。だからね、これ以上、外国人に土地を売らないでほしい!」と主張。

さらに「僕たちの生きているこの日本、僕たちの敬愛するこの国は今おかしいです。みんな気づいてるよね?」「僕は政治家じゃないから、政治のことはよく分からないけど。だけど『おかしい』ってことだけは感じることができる。マスコミに流されないで、人に流されないで」などとも訴えた。

長渕は9月27日に公開した北海道・札幌でのライブリポート動画でも「この北海道という街は、その昔、開拓民たちが一生懸命に開拓した街だ。お願いだから、この自然に満ち満ちたこの土地を、外国人に売らないでほしい」と、MC中に観客へ向けてメッセージを送っていた。

元文部科学事務次官の前川喜平氏は自身のTwitterで長渕の動画を引用しながら「これはもうすでにカルトだ」とまで言い放ち、さらなる物議を醸した。

長渕の主張については賛否ある状況だが、一部では今夏の参院選で議席を獲得した保守派の参政党に「入れ込んでいる」との情報も流れている。

保守派にせよリベラル派にせよ、芸能人が政治的な主張をすることについては「悪いことではない、むしろ歓迎すべき」という見方もあるが、タレントに対して「あまり政治色を強めてほしくない」と考えるファンもいる。

長らく日本の芸能界は政治的な発言がタブー視されていただけに、こうした言動が物議を醸すこと自体がひとつの問題提起といえるのかもしれない、と日刊サイゾーが報じた。

長渕剛 – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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