だが、かつては視聴者が意見を発信する手段が少なく、特にラジオ番組はテレビに比べて目立ちにくいため、今なら大炎上となりかねないハプニングが多く存在した。
そのターゲットとなったのが、女優の菅野美穂が主演したドラマ『イグアナの娘』だ。
萩尾望都の名作マンガを原作とする本作は、自分自身の姿がイグアナに見えてしまう少女が主人公。
切ない設定の物語が話題を呼び、最終回の視聴率は19.4%を記録する大ヒットドラマに。
1996年3月28日深夜の放送で、岡村隆史は「たけしさんがかぶる、かぶりものものみたいなイグアナが泣いてたりすんねんで」「イグアナがセーラー服着て」とひたすら毒づく。
当時の菅野はアイドル的な人気もあったため、この姿勢にリスナーからも抗議のFAXが殺到し、放送中に用紙切れが起こるハプニングも起こった。
この騒動は、2009年に刊行された番組企画本『ナインティナインのオールナイトニッ本』の付録CDでも振り返られている。
「内容を見ずに批判」は、現在のネット社会にも見られるスタンスだろう、とリアルライブが報じた。
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