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小川彩佳 “事実誤認”発言に疑問の声

フリーアナウンサーの小川彩佳さんが、6月2日に離婚が決定的だという報道に対して「事実誤認があります」と反論した件に関して、一部から「報道のプロとしていただけない」といった批判が寄せられている。
これまでもSNSを通して個人からの誹謗中傷は散見されていたが、ネットメディア記事にて批判が掲載されている事態だ。
本来であれば、そのよっぽど特殊な例を除いて不倫された側が批判されることはない。
このようなことになってしまった理由を、私は、小川彩佳さんが「わきまえない女として振る舞ったから」だと受け止めている。
小川彩佳さんがバッシングを受けているのは、6月2日にTBSが発表した「プライベートについては、従来、お答えしていませんが、小川彩佳さんご本人は『女性セブンの記事には、事実誤認があります』と話しています」というコメントについてだ。
このコメントに、主に報道関係者からの批判がネットメディアにて掲載された。
小川彩佳さんに対する批判は、主に3点。
まず1つ目は、小川彩佳さんはフリーアナウンサーであるという点だ。
TBSに属していないにもかかわらず、TBSにコメントを発表させたことが「筋違い」だという指摘がある。
フリーアナウンサーであるならば、所属事務所、もしくは本人からコメントを発表するべきだと。
2つ目の指摘は、「事実誤認がある」とコメントしながらも、報道のどの部分が事実誤認であるのかを一切語っていない点だ。
TBS関係者の話によると、小川彩佳さんが主張している事実誤認の箇所は「財産分与の額として50憶円を請求して裁判で争うことも可能」とされている部分ではないかということらしいが、小川彩佳さんはこれに対して、YESもNOも示していない。
つまり、どこを事実誤認だとしているのか、現時点でもわからない状態だ。
そういった不明瞭な発言が「報道のプロとしていただけない」のだという。
「どこが事実誤認なのか、正々堂々と反論すべき」だと。
そして3つ目が、「そもそも反論をすること自体が賢明ではない」という点だ。
小川彩佳さんがメインキャスターを務めるTBS系『news23』は視聴率が低迷しており、そのような中でTBSに迷惑をかけるようなコメントをしたこと自体が賛否両論を呼んでいるのだと。
そして、どの事実が誤認であると詳細に語ったとしても、必ずそれに関しての誹謗中傷やウェブニュースの記事が彼女に寄せられるだろう。
もしかすると、彼女に対して批判的な意見を持った何者かが彼女を物理的に攻撃するかもしれない。
不倫報道のみならず、セクハラ、性犯罪といった、女性としての被害を受けた女性は、悲しんでいなければ社会性を失ってしまう社会が形成されている。
女性が女性として受ける被害は、刑事事件であれ民事事件であれ、「女性が自衛を怠った結果」とされることが非常に多い。
怒るだなんて以ての外、憤りを表明した瞬間に「犯罪をでっちあげた悪人」さながらバッシングされ、社会性の一切を失ってしまいかねない。
永遠に悲しみに沈む被害以外の被害を訴えれば、モンスター被害者だとしてバッシングされて然るべき存在とされる。
どう考えてもストーカーが悪いし、犯罪被害に遭ったら怒って当然だ。
そういった背景があるからこそ、多くの女性は泣き寝入りを選ぶ。
それをするためには、社会不適合者と扱われる覚悟をしなければならない。
それであれば、社会性を保つために泣き寝入りしたほうがマシだと考えて。
そしてそういう人に限って、安直にSNSで批判を拡散する。
そして、批判、誹謗中傷、不満、そういった悪意がインターネットに充満し、何の罪もない人がバッシングしてインセンティブを獲得するネットメディアが幅を利かせ、加害者を肯定する社会が着々と形成されていく。
謙遜が美徳、沈黙が金とされる時代は平成で終わった、と言いたい。
悪意を孕んだ言葉がインターネット回線を通じて簡単に鳴り響くようになってしまった今、それを正義としていたら、本来平和に絶対不可欠である優しさなんてものは掻き消されてしまうのだから。
声は、世論を形成する。
もし、今の世を憂うのであれば、その憂いを声高に叫ばなければならない。
そうしなければ、人を殺すネット社会はずっと私たちの生活のすぐ傍に在り続ける。
いつ殺されるかと戦々恐々とした日々を送るか、分をわきまえて大人しく過ごすか、そのどちらかの選択を余儀なくされる。
たかがいちアナウンサーの不倫報道の反論に関して、大げさな意見だと言われるかもしれない。
けれど、私たちはもう、たったひと言の悪意で命が潰えた事例をいくつも見てきた。
そして間違いなく、肉体だけが生き永らえて心が死んでしまった人は、数えきれないぐらいいるだろう。
そうした社会で、小川彩佳さんがこのように女性として、ひとりの人間として、はっきりと怒りを表明したことは、とてもすばらしいと思う。
そして、泣き寝入りを選ばざるを得なかった女性が、彼女に追随してほしいと。
女が声を上げることがわがままだと非難する人もいる。
けれど、そもそも今の強い女を許さない世界がわがままの成れの果てでしかない。
それならば、心身ともに今の世を生き抜くために、わがままを声高に叫んだって構わないじゃないか。
私は、そう思う、と日刊サイゾーが報じた。

小川彩佳 – Wikipedia

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ソース:日刊サイゾー

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