今年初旬に猛烈なブームを見せるも、収束スピードも相当に早かった音声配信サービス『Clubhouse』。
今や世間で「何だったのか」と指摘される虚しい声が、ブームを牽引した芸能界からも聞こえてきた。
これについて持論を述べたのが、自身も同サービスを利用していたお笑いタレントの有吉弘行。
有吉は7月25日オンエアのラジオ『SUNDAY NIGHT DREAMER』でこのニュースを聞くと、「順番待ちの約100万人が段階的に入会できる見込み」という概要に対して「全員入れろよさっさと。誰もやってねえだろ!」と往年の毒舌を展開した。
さらに、「あんまり入る人聞かなくなったけど。最初、陰謀論みたいに言ってましたよね。『芸能人が紹介して何かあるんだろ』『何もらってんだろ』つって。芸能人の引きの早さ見ただろ」とアンチ的な言論にも言及。
「新しもの好きの〝いっちょかみ〟ばっかりなんだから。私も含めて。すぐ陰謀、陰謀って言ってても仕方ないんですよ、本当に」と陰謀論者にも釘を刺した。
もはや存在すら忘れ去られた「Clubhouse」だが、有吉の発言がネットニュースで報じられたことで、「そういえば」と思い出した人も多かったよう。
「利便性が高くない上に魅力的なコンテンツでもないし、むしろ一瞬とはいえ、なぜあそこまで流行ったのかが謎です。あの瞬時に広まりゆく様は、どこかが号令でも掛けてステマしているのではと疑いたくなるくらいでしたよ。オリンピック反対から一転、連日の熱戦に興奮している世論といい、つくづく日本は多数派や空気に流されやすい国ですね」。
現れては消えていく新たなネットのサービス。
ツイッターやインスタグラムのように、一過性に終わらず定着するパターンの方が稀なのだろう、とまいじつが報じた。
有吉弘行さん (@ariyoshihiroiki) / Twitter
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